概要
PCDev2MIDI は PC に接続しているキーボード、マウス、ジョイスティックを、MIDI 入力機器の代わりに使用するために使うソフトウェアです。
初心者の方へ
このソフトは様々にカスタマイズ可能なエレクトーンです。
キーボードで音を鳴らすことができ、また、1キーで和音を出すようにしたりすることもできます。また、MIDI ファイルが再生できる環境ならシーケンスソフトなどが無くても MIDI キーボードからの入力を PC を音源として再生することができるようになります。
- 起動してください。その後、15 秒間の待ち時間があります。
- [Input] タブを選択します。[Keyboard]の左にある四角いチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。その右にある丸いチェックボックスにもチェックが入っていることを確認します。[Keyboard]の右側にある[MIDI Outport]の欄に出力可能な音源を割り当ててください。
- [Connect] と書いてある下の一番近いチェックボックス、[Keyboard]の右のチェックボックスにチェックを入れます。Z キーを押してみてください。C(ド) の音が出るはずです。
このようにして、キーボードを MIDI キーボードの代わりとして使うことができるようになります。
もう少し詳しい説明
PC の周辺機器を MIDI コントローラとして使うことができるようになるソフトです。
いちいちウィンドウをアクティブにしなくとも、1キーでキーボードやマウス等の入力を MIDI-Out に出力できるようになっています。 Velocity 等はリアルタイムに GUI 上のスライダや周辺機器のジョイスティック、キーボード、マウス等の入力機器で設定することができます。
詳しい説明
PC の周辺機器のインターフェイス(ボタン、ジョイスティックの軸等)の各動作についてコマンドを割り当てることができるソフトウェアです。
コマンドには MIDI 制御の部分(トーンのON/OFF等)と PCDev2MIDI を制御するものがあります。.p2m ファイルは PCDev2MIDI の設定ファイルの一種ですが、読み込み時に自動的に実行される部分があり、これらは PCDev2MIDI 上で編集したり、テキストエディタで編集することによってさらに細かいコントロールが可能になっています。
コマンドは各デバイスのボタンの ON/OFF や軸デバイスの動きで発行が可能になっていて、軸デバイスについてはその位置によって得た値を MIDI コントロールのピッチベンドや設定するベロシティに割り振ることができるようになっています。MIDI コントローラも入力のデバイスとして割り当てることが可能になっていますので、MIDI コントローラのキーの再配置を行ったり、一つの MIDI コントローラのキーをシフトキーとして使用してシンプルな MIDI コントローラに複雑な機能を盛り込むことができるようになっています。
また、フィルタという概念があります。ボタンや軸によって発行されたコマンドは、そのボタンや軸のフィルタがまず適用され、その後、そのボタンや軸を持つデバイスのフィルタが適用されてから、MIDI-Out Port に出力されます。
コマンドは割り当てられた MIDI-Out Port だけでなく、他の MIDI-Out Port のパラメータも操作することができ、一つの MIDI コントローラやキーボード、マウスなどを親コントローラとして他の MIDI コントローラのレイアウトを変更したり、チャンネル、音色などを変更することができます。
スクリーンショット
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