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PCDev2MIDI には初期設定で1つの MIDIチャンネルにつき 16 のスライダーという変数が存在します。つまり、一つのポートにつき、256のスライダーが存在することになります。
スライダーは PCDev2MIDI のパネルから値を変更するほかに、ジョイスティックの軸等を割り当てたり、なにかのボタンに値の変化を割り当てたりすることによっても変更することができます。
スライダー値には2種類の使い方があります。一つは何らかのコマンドなどが実行されたときのパラメーターとして使う方法、もう一つはスライダーの値を直接 MIDI 機器に反映させる方法です。
パラメーターとして使うには、数値の代わりに X??(数字) という風に指定してやることでスライダー値がその値になります。
また、スライダーの値が変化したときにコマンドを発行することもできます。使い方としてはその値を直接 MIDI 機器にエクスクルーシブデータや MIDI メッセージとして送ることもできます。その場合には [R] ボタンの下についている [Slider Command] に値を設定してください。
具体的には発行したいコマンドを[Slider Command]に設定し、値を X0 等のスライダー指定に置き換えます。
スライダーの番号を選択します。初期状態では X0 ~ X15 までの 16 種類が使用可能です。
[Auto Return] を指定したときにのみ変更が可能で、[Auto Return] の時間をかけて、ここで指定した値に [Slider Value] の値が戻ります。
[Slider Index] で指定したスライダーに値を設定します。
[Slider Value] および [Default Slider Value] に設定可能な最大値をここで指定します。
スライダーを動かした後、またはコマンドなどで値を指定した後、自動的に値を復帰させる場合にはここでその有効、無効と速度を設定します。
値をすべて初期状態にリセットします。使わないスライダーは一応リセットしておきましょう。
スライダーが変化したときに実行するコマンドを入力します。PCDev2MIDI に用意されていない、パンポットやボリューム、コーラスなどを設定すると便利です。このコマンドだけは特殊で、フィルタがかかりません。なぜなら、スライダーは 各MIDIチャンネル に付随する物であり、フィルタは入力デバイスに付随する物だからです。
スライダーの基本的な使い方については [Tone タブ] も一読してください。
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